(「もし天使や妖精がいたら、
どんな言葉をかけてくれるだろう?」

そんな想像をしながら書いてみました。


おとぎ話のようにたあいもない言葉ですが、

この言葉が、

どこかで誰かの小さな勇気や小さな癒しとなってくれますように。)






30 神様のお姿




多神教では、

神さまはたくさんいらっしゃると考えます。


一神教では神さまはおひとりであると考えます*。



どちらもまちがいではありません。


でもまた同時に、

どちらもまちがいでもあります。






神さまは無限なる方です。


だから多として現れることもおできになるし、

おひとりとして現れることもおできになります。


その意味で、


多神教も一神教も、

どちらもまちがいではありません。




でも、


無限とは本当は、


多ではなく、

一でもまたありません。



その意味で、

多神教も一神教も、

どちらもまちがいであるともいえるのです。






神さまは、


たくさんの人にあわせて、

たくさんの道をご用意してくださったのでは

ないでしょうか?






*多神教は、

日本の神社の宗教や、

インドの宗教のように、

あるいはギリシャや北欧などの神話のように、

神さまをたくさんいると考える宗教のこと。


一神教とは、

キリスト教やイスラム教のように、

神さまをひとりであると考えてる宗教のこと。